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ザクロを育てるプロジェクト2024~菌ちゃんふぁーむ農法で始めてみよう!
- 2024/2/16
- 栽培や収穫の方法とその影響 農学・栄養学・食品学・歴史
前回、記事に書いた通り、徳島県神山町でザクロ栽培を始めるのだが、今回チャレンジするのは「菌ちゃんふぁーむ農法」での栽培となります。
この農法は、吉田俊道さんが長年にわたって研究し、実践してきた有機農業の手法です。
吉田さんは、九州大学農学部大学院修了後、長崎県庁にて農業改良普及員を経て、有機農業に転向。「生ごみリサイクル菌ちゃん野菜作り」と「元気人間作り」を全国に普及しています。
この農法の核心は、「生ごみリサイクル菌ちゃん野菜作り」と「雑草を利用した土作り」にあります。
●生ごみリサイクル菌ちゃん野菜作り
家庭で出る生ごみや調理くずを発酵させて、土の肥料として再利用します。
生ごみを乳酸菌で発酵させ、漬物のようにしてから土に混ぜ込むことで、有機野菜の肥料とする方法です。
発酵過程で生じる乳酸菌が土壌を豊かにし、健康な野菜を育てる環境を作り出します。
●雑草を利用した土作り
雑草を土作りの資材として活用します。雑草を乾燥させた後、土の上に敷き詰め、その上から軽く土をかぶせることで、糸状菌の活動を促します。
この方法により、通常5年かかる有機土作りが2ヶ月で可能になり、速やかに野菜作りを始めることができます。
●循環と共生の理念
吉田さんの農法は、自然との共生と循環を重視しています。
生ごみや雑草といった「廃棄物」を資源として再利用し、土作りから野菜の栽培までの過程で自然の循環を活かすことを目指しています。
●簡単で持続可能な農業
吉田さんの農法は、ド素人でも取り組めるほど簡単で、特別な設備や高い技術を要しません。
家庭で出る生ごみを活用することで、コストを抑え、環境に優しい持続可能な農業を実践できます。
吉田さんの提唱する菌ちゃんふぁーむの農法は、有機野菜作りを通じて自然との共生を実現し、誰もが手軽に持続可能な農業に取り組めるようにすることを目的としています。自然の循環を尊重し、生物多様性を保全しながら、豊かな土から元気な野菜を育てるこの手法は、現代社会における新たな農業のモデルと言えると思います。
我々はこの画期的な農法を活用し、日本では栽培が難しいとされるザクロを育ててまいります。その様子は毎月、この研究所の記事やSNSで紹介をしていく予定です。
取り掛かるのは3月からスタートとなります。
こうご期待ください。
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